Max Reger　無伴奏ヴィオラ組曲第1番Op.131d　より　第3楽章 Andante sostenuto

レーガーの無伴奏ヴィオラ組曲第1番第3楽章の動画です。以前の動画の概要欄で述べたように、この作品の構造がバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番と極めて類似しており、その調性や楽章構成もそっくりです。バッハの方はB-durで6/8拍子のシチリアーノ、レーガーの方は同じくB-durで3/4拍子の緩徐楽章、雰囲気的にはかなり似ています。レーガーがバッハ的な和声進行にエクスタシーをも感じているのではないか？と思えるほど、バッハ以上に半音階的進行を多用したりしていて、思わずニヤッとしてしまうこともありますね。壮大な三部形式で、レーガーにしてはゆったりとした穏やかな時間が流れます。

第1楽章の動画も是非ご覧ください。
https://youtu.be/0N5VZKqkTQw

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