PATRICK CHAN World Championships 2016 世界選手権 FS 171.91 Total 266.75 RK5

2016世界選手権FS(2016-04-01ボストン)
2011年から2013年まで世界選手権を3連覇した実力者、パトリック・チャン選手は、最終組最終滑走者としてリンクに降りた。
SPを３位で折り返し、羽生結弦選手の演技ミスで逆転優勝の可能性もあるチャン選手だが、その前に立ちはだかっているのはTotal314.93点というハイスコアを叩き出したハビエル・フェルナンデス選手。
フェルナンデス選手を倒すには、自身まだ見極めたことがない300点オーバーの世界への突入が絶対条件になる。武者震い…、筋肉に余計な力が加わったことだろう。
演技開始は順調に滑り出したのだが、中盤に差し掛かるところのジャンプの着氷でオーバースクロールし、そのまま壁に激突、転倒はしなかったものの、その後のジャンプでも規定回転数を跳べないジャンプもあって、FSの得点は171.91点(技術点79.31演技構成点92.60)となり、SPと合わせたTotalは266.75点で、順位も２つ落としての総合５位で終わった。
世界選手権を３連覇したチャン選手は、浅田真央選手と同じ25歳。ベテランといえども、SPとFS、２つ揃えるのは難しいようだ。

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