“歴代最長”安倍政権　成し遂げたことは？(2020年8月28日)

急転直下の辞意表明となった安倍総理大臣の記者会見ですがこの間、一体何があったのでしょうか。そして、ポスト安倍は誰になるのでしょうか。

　まさに急転直下。突然の辞意を表明した安倍総理。ささやかれていた、自らの健康不安説についても言及しました。
　安倍総理大臣：「先月中ごろから体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況となりました。そして8月上旬には、潰瘍（かいよう）性大腸炎の再発が確認されました。悩みに悩みましたがこの足元において、7月以降の感染拡大が減少傾向へと転じたこと、そして冬を見据えて実施すべき対応策を取りまとめることができたことから新体制に移行するのであれば、このタイミングしかないと判断致しました」
　大きく揺れた一日。事態が急変したのは、28日午後2時ごろのことでした。麻生副総理との会談を終えた安倍総理は自民党本部に入り、二階幹事長と会談。その直後、突然の辞意表明となったのです。
　24日、連続在職日数が歴代最長となった安倍総理。その政権は、約8年続きました。2012年、安倍総理は「アベノミクス」を前面に掲げて金融緩和を推し進めた結果、株価は上昇。さらに、「経済再生」をアピールすることで5回の国政選挙に勝利。「安倍一強」を築き上げました。一方で、残された問題も・・・。
　そして今月、安倍総理は17日、24日の2度にわたり、慶応大学病院で検診。自らの病状を知り、辞任の決断をしました。
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