【オーディオアーカイブ】シャッキヤルヴィ舞踏（ソビエトカレリア民謡） "Сякки-ярви" Feat. ソビエトカレリア歌と舞踏の国立アンサンブル・カンテーレ

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Title: Сякки-ярви
Country: Soviet Union
Language: ―
Composer: Karelian trad.
Performer: Soviet-Karelia song and dance ensemble "Kantele" (Государственный ансамбль песни и танца Карелии "Кантеле" / Kansallinen neuvosto-karjalainen laulu- ja tanssiyhtye "Kantele")
Record source: Государственный ансамбль песни и танца Карелии "Кантеле"
Year composed: late 19th
Year recorded: ????
Categories:
Karelian folk song

インターネットや多くの媒体でフィンランドの音楽として知られていますが厳密にはカレリア人の民謡です。19世紀末には既に旋律が存在していたと言われ、カレリア人の間で親しまれていた3つの民謡の旋律を組み合わせてできたのがこのСякки-ярвиです。（実際は2つの民謡で、残り1つはもう少し後に追加）
フィンランドらしいというよりも西ロシアやポーランドの舞踏曲の香りがするこの作品が公に姿を見せるようになったのは1927年、ノルウェー系アメリカ人のWilly Larsenによって演奏されたのが始まりです。（コロンビアレコードに収録されている原典版は不明）
また一説ではAbends in dem kleinen Städtchen (1924)からの借用でもあると言われていますが真偽は分かっていません。
Viljo Vesterinenによる1930年初版のレコードにも現在の旋律は無かったと言われているためおそらくこの時期の後にメロディが書き足されたと予想しています。
またこの曲はソビエト連邦とフィンランドによる戦争 "Jatkosota (1941)"で、ソビエト軍が開発した特定周波数で起爆する地雷の電波を妨害するためにフィンランド軍が使ったことでも知られています。

Видео 【オーディオアーカイブ】シャッキヤルヴィ舞踏（ソビエトカレリア民謡） "Сякки-ярви" Feat. ソビエトカレリア歌と舞踏の国立アンサンブル・カンテーレ канала Ilija Agutin (Илия Агутин)