“強烈寒波”で大雪・・・岩手で多数の車が立ち往生(2020年12月16日)

強烈な寒波の影響で、列島各地で記録的な大雪になっています。群馬県みなかみ町の藤原地区では、15日未明の時点で積雪はゼロでしたが、16日午後9時時点で180センチを超える高さになっています。岩手県では、雪の影響で事故や渋滞が相次ぎました。岩手県と秋田県を結ぶ国道107号では、朝から20キロにわたって車が立ち往生しました。福島県会津地方の只見町では、平年の3倍以上の積雪となりました。

雪深い地域では毎年のことですが、今年は“雪質”がちょっと違うといいます。北からの寒気に、海水温の高い日本海の水蒸気が加わり、水分量の多い雪が降っているのです。

大雪の影響で孤立している集落もあります。兵庫県新温泉町では、倒木で道がふさがり、4つの集落・34世帯が孤立しています。また、町内では、停電も起きています。
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