BCL初級編～その12～　アッテネーター(ATT)の使い方、機能、回路などについてお話してみました。

アッテネーター(以下、ATT)を使って受信していますか？
ATTは信号を減衰させる機能で、日本語では減衰器と言います。

ATTはBCLラジオには搭載されていないことが多いですが、
感度切替えスイッチとして搭載されていることが多いと思います。
(この感度切替えスイッチは、まじめに高周波増幅段のゲインを変えている
ものもありますが、多くがATTを切替えているようです。）

ATTは減衰量をdB(デシベル)で示しますが、10dBや20dBの減衰量を
もったATTが良く使われています。
BCL用ならば連続可変タイプのほうが使いやすいかな、と思っています。
外付けの10kΩ程度の可変抵抗器(ボリューム)を使ったATTを取り付けると
非常に便利です。

またBCLラジオや通信機型受信機では、RFゲインコントロールも搭載
されています。これは名前の通り、RF(高周波)増幅回路のゲインを調整
するものですが、これは非常に有効で、信号の強さに応じて調整して
あげると、ノイズを抑えた聴きやすい音で受信できます。

ぜひ感度を下げて受信する、というテクニックも身につけて上手な
受信をしてください。

【参考情報】
ステップアッテネーターの作り方
https://www.icom.co.jp/personal/beacon/kousaku/5020/

アッテネーターの抵抗の定数
http://gate.ruru.ne.jp/rfdn/Tools/AttForm.asp

市販の外付けBCL用アッテネーター（アペックスラジオ製）
https://item.rakuten.co.jp/apexradio/35bnc_at2/

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