【優柔不断？】雪の札幌で「こんな会社辞めてやる！」と叫んだ藤波は、あの時、なぜ会社を辞めなかったのか？猪木が藤原に乱入を指示した驚きの理由とは？　#プロレス　#格闘技　 #アントニオ猪木

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藤波辰巳は1970年に日本プロレスに入門し、1971年5月にデビューしたが、1年もたたないうちに日本プロレスを辞めた。
付き人を務めていたアントニオ猪木に従い、新団体「新日本プロレス」に参加したのである。

1972年3月に旗揚げした新日本の創設メンバーだった藤波は、2006年に退社した。

この2006年、新日本は多くの離脱者を出していた。
1月10日の契約更改が大荒れに荒れ、西村修、後藤達俊ら選手9人が退社、1人が現役引退した。さらに3月には、木村健悟と田中秀和リングアナも退社した。
2003年に引退してスカウト部長などを務めていた木村健悟は藤波の盟友かつライバルだった。田中リングアナは、新日本の興行が荒れて暴動になりかけたときには常に前面に立って事態を収拾させようとしてきた。彼ら2人の退団は、「ついにそこまできたか」と新日本ファンを落胆させる事件だった。

そしてどうするのか意思を表明していなかった藤波も、6月30日付けで退社した。

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