ハオコ家族とトト　上野動物園　ニシゴリラ

【上野動物園】日本各施設に散らばる20人のゴリラたち。このゴリラたちのデータ管理を取りまとめているのが上野動物園です。
上野動物園といえばパンダですが、ゴリラもなかなか人気者です。
現在ここで暮らしている７人のゴリラと京都のモモタロウとゲンキ、千葉のモンタとローラ、浜松のショウの５人もここで暮らしたことがあります。
なんと20人中12人がここで暮らしたこ経験があります。
ジャングルをイメージした日本のゴリラの森がここにあります。

【ニシローランドゴリラ　メンバー紹介】
１．ハオコ　 ♂ 　1993.08.21　出生地：オランダ
上野のシルバーバックの父。東山動植物園のシルバーバック　シャバーニは父母が同じの弟である。
普段はおとなしいが神経質なため、群れの中でトラブルが起こると仲裁が激しい。
シルバーバックはだいたい神経質ではあるが
　
２．ピーコ　 ♀ 1970.02　　 出生地：不明
2019年時点ですでに49歳。ゴリラの寿命は30～50年位。
アメリカの動物園の最高齢だったトラディ（メス）は65歳で死亡した。2019/7/27死亡
人にすればすでにピーコも100歳近くか？別の区画で一人ゆっくりと老後を過ごしています。

３．トト　　　♀　1978 　　　 出生地：カメルーン
日本平動物園から繁殖のため来園。相手のオスのゴロンは残念ながら2000年に死亡した。子供はできなかった。
他のゴリラとは血縁関係にないが、穏やかな性格でオスともメスとも仲良く過ごしている。

４．モモコ　　♀ 1983.06.03　出生地：野生生まれORスペイン生まれ　詳細不明
5人を出産した偉大なゴッドマザー。
モモタロウ♂　コモモ♀　モモカ♀　リキ♂　もう一人は生後一時間後に死亡。
京都市動物園のシルバーバックのモモタロウは息子。モモコの子供のうちモモタロウだけ父がビジュ、他はハオコが父。

５．コモモ　　♀　2009.11.14　出生地：上野動物園
ハオコ、モモコの間に国内で6年ぶりに生まれる。（東山動植物園のアイ以来）
弟リキの面倒もみている優しいお姉さん。

６．モモカ　　♀　2013.04.24　出生地：上野動物園
ハオコ、モモコの間に生まれる。
弟リキとじゃれつくのが大好きなお姉さん。最近はちょっとうざがっている。

７．リキ　 　♂　2017.10.09　出生地：上野動物園
ハオコ、モモコの間に生まれる。
2人の姉ちゃんに囲まれ。楽しくてしょうがないようで常に動き回っている。

※日本国内では6つの施設で全20人が暮らしています。寿命は野生で30-35年、飼育下で40-50年位、最高記録が63歳。
ゴリラの動物園間の移動は、仲の良い仲間から離すことや慣れた環境から変わってしまうことなどのストレスから病気になったり、衰弱して死亡してしまうこともある。見た目と異なりとても神経質で繊細な生物です。

現在は各動物園が協力して分散しているゴリラを集め、子孫を増やす取り組みを行っています。
しかしながら、この5年間で無事生まれて育っているゴリラは上野動物園のリキと京都動物園のキンタロウの２人だけで、これに対し5年間で死亡した高齢ゴリラは7名です。（死因は様々です）
20人のうち9人は高齢ゴリラです。
昔と異なりゴリラを国外から連れてくることが困難な現在、日本でゴリラが見られなくなる日は1日1日と近づいています。

Видео ハオコ家族とトト　上野動物園　ニシゴリラ канала 類人猿研究所 Great Apes Zoo