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【絵本読み聞かせ】ジャックと豆の木(ジャックとまめのき)/童話・日本昔話・紙芝居・絵本の読み聞かせ朗読動画シリーズ【おはなしランド】

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ジャックと豆の木

むかしむかし、ロンドンの都から遠く離れた田舎の小屋に、夫を亡くした女の人が小さい息子のジャックと寂しく暮らしていました。
かけがえのない一人息子ですし、ずいぶんのんきで、ずぼらで、なまけものでしたが、本当は気だての優しい子でしたから、母親は、あけてもくれても、ジャック、ジャックといって、それこそ目の中にでも入れてしまいたいくらいにかわいがって、何にも仕事はさせず、ただ遊ばせておきました。"
"こんな息子をかかえた上に、この女の人は運が悪くて、年年ものが足りなくなるばかりか、手まわりの道具や衣類まで売って手内職なんかもしましたが、それらのお金もきれいに使ってしまって、とうとう、うちの中でどうにかお金になるものは、たった一頭残った牝牛だけになってしまいました。

そこである日母親は、ジャックをよんで、「本当に、おかあさんは自分の体を半分もって行かれるほど辛いけれど、いよいよあの牝牛を、手離さなければならないことになったのだよ。おまえ、ご苦労だけれど市場まで牛をつれて行って、いい人をみつけてなるたけ高く売って来ておくれな。」と言いました。"
"そこで、ジャックは牛をひっぱって出かけました。しばらく歩いて行くと、向こうから肉屋の親方がやって来て 「これこれ坊や、牝牛なんかひっぱってどこへ行くのだい。」と、声をかけました。 「売りに行くんだよ。」とジャックが答えると 「ふうん。」と親方は言いながら、片手にもった帽子を振ってみせました。

がさがさ音がするのに気が付いて、ジャックが帽子の中をふとのぞいてみると、奇妙な形をした豆が袋の中からちらちら見えました。 「やあ、きれいな豆だなあ。」そうジャックは思って、なんだかむやみとそれが欲しくなりました。その様子を相手の男は見ており、この子供をうまくひっかけてやろうと思って、わざと袋の口を開けてみせて、「坊や、これがほしいんだろう。」と言いました。
ジャックがそう言われて笑顔になると、親方はもったいらしく首をふって、「いけない、いけない、こりゃあ不思議な魔法の豆さ。ただではあげられない。どうだ、その牝牛と取り換えっこしようかね。」と言いました。ジャックは、その男の言うなりに、牝牛と豆の袋と取り換えっこし、お互い、とんだ儲けものをしたと思いながら別れました。"
"ジャックは豆の袋をかかえて、うちまでとんで帰りました。そしてジャックは、 「おかあさん、今日はほんとにうまく行ったよ。」と、いきなりそう言って大得意で、牛と豆の取り換えっこした話をしました。ところが母親は、それを聞いて喜ぶどころかひどく叱りました。
「まあ、なんという馬鹿なことをしてくれたのだね。ほんとに呆れてしまう。こんなつまらない、えんどう豆の袋なんかにつられて大事な牝牛一頭、元も子もなくしてしまうなんて、神さま、この馬鹿な子をどうしましょう。」"
"母親はぷんぷん怒って、いまいましそうに袋の中の豆を残らず窓の外へ、投げ捨ててしまいました。
そしてつくづく情けなさそうに、しくしく泣きだしました。きっと喜んでもらえると思っていたのに、生まれて初めておかあさんのこんなに怒った顔を見たので、ジャックはびっくりして自分も悲しくなりました。
そして、何も食べるものがないので、お腹の空いたまま、その晩は早くからころんと寝てしまいました。"
"そのあくる朝、ジャックは目をさまして、もう夜があけたのになんだか暗いなと思って、ふと窓の外を見ました。
するとどうでしょう。昨日庭に投げ捨てた豆の種から芽が生えて、太い丈夫そうな豆の大木が見上げるほど高く伸びて、庭いっぱいうっそうと茂っているではありませんか。"
びっくりして飛び起きて、すぐと庭へおりてみると、豆の木は空の上まで伸びていました。つると葉とが絡みあって、それは空の中をどんとつきぬけて、まるで豆の木のはしごのように、しっかりと立っていました。
「あれをつたって、てっぺんまで登って行ったら、どこまで行けるだろう。」そう思って、ジャックはすぐ登りはじめました。だんだん登って行くうち、ジャックの家はずんずんずんずん小さくなって行き、いつのまにか見えなくなってしまいました。それでもまだてっぺんには来ていませんでした。
ジャックは、一体どこまで行くのかと思って、すこし気味が悪くなりました。それでも一生懸命はしごにしがみついて、登って行きました。あんまり高く登って、目はくらむし、手も足もくたびれきって、しびれてふらふらになりかけたころ、やっとてっぺんに登りつきました。
"ジャックがそこらを見まわすと、そこは不思議な国で、青あおと茂った静かな森や美しい花の咲いている草原、水晶のようにきれいな水の流れている川がありました。こんな高い空の上に、こんなきれいな国があろうとは思ってもいませんでしたから、ジャックはあっけにとられて、ただきょとんとしていました。

するといつのまにか、赤い角ずきんをかぶった妙な顔のおばあさんが、ふと目の前に現れました。ジャックが不思議そうに、この妙な顔をしたおばあさんを見つめると、おばあさんは優しい声で 「そんなにびっくりしないでもいいのだよ。わたしは、お前さんたち一家のものを守ってあげている妖女なのだけれど、この五、六年の間というものは、悪い魔物に魔法で縛られていて、お前さんたちを助けてあげることができなかったのさ。だが、今度やっと魔法がとけたから、これからは思いのままに、助けてあげられるだろうよ。」と言いました。"
"「ここからそう遠くはない所に、恐ろしい鬼の大男がすみかにしている、お城のような家がある。実はその鬼が、昔そのお城に住んでいたお前のおとうさんを殺して、城と一緒に持っていたお宝を残らずとってしまったものだから、お前のうちはすっかり貧乏になってしまったのさ。そうしてお前も、赤ちゃんの時から、かわいそうに、お前のおかあさんの懐に抱かれたまま、下界に落ちぶれて情けない暮らしをするようになったのだよ。だから、もう一度その宝をとりかえして、悪いその鬼をひどい目にあわしてやるのが、お前の役目なのだよ。」
と妖女は話しました。"
"こういうふうに言い聞かされると、ぐうたらなジャックの心もピンと張ってきました。知らないおとうさんのことが懐かしくなって、どうしてもこの鬼をこらしめて、とられた宝をとりかえさなくてはならないと思いました。

そうすると、とても勇ましい気になって、お腹の空いていることも、くたびれていることも、きれいに忘れてしまいました。そこで、妖女にお礼を言って別れると、さっそく鬼の住んでいるお城にむかって、急いで行きました。
やがて、お日さまが西に沈むころ、ジャックはお城のように大きな家の前に来ました。"
"とんとんと門をたたくと、中から目のひとつしかない鬼のおかみさんが出てきました。
気味の悪い顔に似合わず、鬼のおかみさんはジャックのひもじそうな様子を見てかわいそうに思い、さも困ったように首をふって 「いけない、いけない。気の毒だけれど、泊めてあげることはできないよ。ここは人喰い鬼のうちだから、見つかると晩ごはんの代わりにすぐ食べられてしまうからね。」と言いました。
「どうかおばさん、知れないようにして泊めてくださいよ。ぼく、もうくたびれて、ひと足も歩けないんです。」と、頼むように、ジャックが言いました。「仕方のない子だね。じゃあ今夜だけ泊めてあげるから、朝になったら、すぐおかえりよ。」"
こう言っている最中、にわかにずしん、ずしん、と地響きするほど大きな足音が聞こえて来ました。それは主人の人喰い鬼がもう外から帰って来たのです。鬼のおかみさんは、大慌てに慌てて、ジャックを暖炉の中に隠してしまいました。
"鬼の大男は「なんだか人間臭いぞ」と、きょろきょろそこらを見まわして、鼻をくんくんやっていましたが、どうしてもジャックを見つけることができませんでした。

諦めた鬼は、椅子の上に腰をおろしてがつがつ、がぶがぶ、食べたり飲んだりし始めました。そっとジャックがのぞいて見ていますと、いつおしまいになるかと思うほどかっこむので、ジャックは目ばかり丸くしていました。
そして、たらふく食べて飲んだあげく、おかみさんに 「おい、にわとりをつれてこい。」と言いつけました。それは、不思議なめんどりでした。

テーブルの上にのせて、鬼が 「生め。」と言いますと、すぐ金のたまごをひとつ生みました。鬼がまた 「生め。」と言いますと、またひとつ、金のたまごを生みました。「ずいぶん、得なにわとりだな。おとうさんのお宝というのは、きっとこれにちがいない。」と、下からそっと眺めながらジャックはそう思いました。"
鬼は面白がって、あとからあとから、いくつもいくつも、金のたまごを生ませているうち、お腹がはって眠たくなったとみえて、ぐすぐすと壁の動くほどすごい大いびきを立てながら、ぐっすりねこんでしまいました。ジャックは、鬼のすっかり眠ったのを見すまして、ちょうど鬼のおかみさんが、台所へ行っている間にそっと暖炉の中から抜け出しました。そして、テーブルの上のめんどりを、ちょろり小わきにかかえて、すたこらお城を出て行きました。

つづく…
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