どこまで見えてる？広域を見透かす空の監視者！「E-3 セントリー」早期警戒管制機(AWACS)

アメリカ空軍やNATOで運用される、早期警戒管制機「E-3 セントリー」

現在ウクライナでは、侵攻してきたロシア軍との戦闘が続いていますが、２月24日に戦闘が始まった当時は、脆弱なウクライナの防空網は早期に制圧され、制空権をロシアが奪うであろうといわれていました。
しかし実際は、ロシア軍は最初の５日間で航空機29機を喪失したといわれ、その後も最新の多用途戦闘機「Su-35」が撃墜されるなど、損害は日増しに増加しています。
原因は緒戦でウクライナ軍の防空システムを破壊しきれなかったことや、西側諸国が大量に供与した歩兵携行型地対空ミサイル「FIM-92スティンガー」の存在など多くの要因によるものです。
しかしより大きな視点でいうと、ウクライナ軍はNATOからロシア空軍の動向についての情報を得ており、ロシア軍機の迎撃に有効活用されてきました。
ウクライナにおけるロシア軍機の動きを常に探知しているのが、NATOに配備されている早期警戒管制機E-３ですが、どのような能力をもっている機体なのでしょうか。

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「戦闘機・航空機」
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