惜別の歌　中央大学の学生歌　歌うは緑咲香澄

広く知られたこの歌は島崎藤村の詩集「若菜集」にある「高楼」(たかどの。８連あり)から４連を抜き出し曲をつけたものだそうです。今では中央大学の学生歌とされていますが、当時作曲者は同校の予科に在籍し学徒動員での作業の中、戦地へ赴く学友を思い作曲されたものだと言われています。原詞では嫁ぎ行く姉とその妹の別れの心情が綴られていて、惜別の歌では原詞第一連の「姉」を「友」に置き換えて歌われています。

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