“非常に強い”台風10号　南大東島の南海上に(2020年9月5日)

非常に強い台風10号は沖縄県南大東島の南の海上を西寄りに進んでいます。

　中心の気圧は920ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は50メートルです。台風は特別警報級の勢力で6日午前に沖縄地方、午後にかけては奄美地方に最も接近する見込みです。その後も特別警報級の勢力を保ったまま速度を上げて北上し、7日午前には九州に接近、または上陸する恐れがあります。九州を中心に西日本では6日夜から7日にかけて雨や風が激しさを増してきます。大荒れになる恐れがあり、特別警報の発表の可能性もあります。また、台風から離れた所でも台風の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になります。東日本でも急に雨が激しく降ったり竜巻や突風なども発生しやすくなるでしょう。海も太平洋側を中心にうねりを伴った高波が押し寄せ、高潮が発生する所もありそうです。沖縄県や九州を中心に西日本ではこれまでに経験したことのない暴風や猛烈なしけ、大雨、高潮などの恐れがあります。最新の台風情報を確認し、命を守る対策と行動をお願いします。
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