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【子育て応援隊】夏休み明けブルー・子どもにどう寄り添う【福島県】 (2023年8月21日)

子どもたちの夏休みももう終わり、間もなく新学期が始まります。
ただ、長い休み明けは、学校に行くのが憂鬱になりやすいタイミングでもあります。
そこで「夏休み明けブルー」について考えます。まずは、町で親子に夏休みの過ごし方などについて聞いてきました。

兄「家でプールに入ったりしてる」
弟「(新学期)友達に会えるの楽しみ!」

母親「朝は割と早く起きてくれるんですけど、夜更かししがちじゃないですか。そういう時は、やはり早く寝て次の日、朝元気に起きてくれればなと思ってますけど」

Qまた学校に通うのは?
女の子「ちょっとだけ楽しみな部分もあります。楽しみじゃない部分は勉強を頑張らないといけないから…」

母親「放っておくと昼位まで寝ちゃうし、そういう不規則な生活になってしまうのでなるべく起こせる時は起こすようにしています」

お母さんたちは、睡眠にはとても気を使っているんです。生活が乱れないようにするというのがとても大切なんです。

というのも「生活習慣の乱れ」は学校を休みがちになる大きな原因と言われているからなんです。

心配な数字があります。
2875人。
これは、県教育委員会が最新の調査で明らかにした県内の公立の小中学校の不登校の児童・生徒の数です。

コロナ禍もあって増加傾向が続いていて、過去最も多くなっています。
学校生活のストレスを改めて感じることで不登校のきっかけにもなってしまう夏休み明け。
専門家に注意点を聞きました。

■ベネッセ教育総合研究所主席研究員 木村治生さん
「自分から学校に行きたくないということをしっかり言えるお子さんがいる一方で、やっぱり保護者の方に心配をかけたくないと閉ざしてしまうお子さんもいます。例えば身体症状ですね。朝起きられないというのもそうなんですけど、めまい、頭痛、学校に行く時間にお腹が痛くなる、発熱など、そういう身体症状に表れる子どももいます。要するにそれだけつらいわけですよね」

子どもの異変は、この他にも、スマホ・ゲームに没頭する、食欲がないなどの「生活習慣の乱れ」や、ぼんやりしている、家から出ようとしないなど「元気のなさ」、「暴言や暴力」、「自分を責める発言・自傷行為」など様々な所に現れます。

夏休み明けに子どもが学校に行きたくないと言った場合、親はどう寄り添えばいいでしょうか。

■ベネッセ教育総合研究所主席研究員 木村治生さん
「保護者の価値観を押し付けて、何で学校に行かないのと、叱責のような形で関わってしまいがちなんですけど、そうではなくて、『学校に行けなくなる、行きたくなくなることもあるよね』という子どもの気持ちに「共感する」ことが大切。やはり家庭がしっかり安全基地となって支える、子供を信じる、信頼関係を持つっていうことだと思う」

専門家の木村さんによると、家庭が安全基地になるために、まずは子どもに「あなたが大事であることを伝える」そして「話を聞く」こと。

異変があれば「何かあった?」と声をかける。ただし、無理やり聞き出さないでください。

また、家庭の中だけで解決しようとするとかえって悪化するケースもあります。
数日学校に行けない状況が続いたら、まずは学校に相談する。
子どもの学校での様子を聞いたり、子供の家での様子や特性を伝えたりして、気を配ってもらうようお願いする。

1週間以上、学校に行けない場合はスクールカウンセラーや教育センターの心理職など専門家に相談する。
親が精神的に参ってしまわないように、親としての不安も伝えることなどを対応としてあげています。
家庭だけで抱え込まないようにして下さい。
<記事はこちら>
https://www.fct.co.jp/news/area_news_2793

Видео 【子育て応援隊】夏休み明けブルー・子どもにどう寄り添う【福島県】 (2023年8月21日) канала 福島中央テレビNEWS
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