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守りたい“小さな命” 保護犬 コロナが直撃

新型コロナウイルスの影響で犬や猫を保護する活動が難航しています。イベントや譲渡会を開くことが難しくなる中、懸命に新しい家族を探しています。

 <面会者>「かわいい」
 <保護団体>「8才、9才になる」
 富士宮市で開かれた保護犬の新しい家族を探す会です。
 <面会者>「健康状態とかは?」
 <保護団体>「全然問題ないです。医療は一通り終わっています」
 集められたのは静岡市の保護団体が保健所や廃業したブリーダーから保護した犬たちです。
 <面会者>「イル君も幸せになりたいね、どう、おうちに来る?」
 <NPO法人 その小さないのちを守りたいプロジェクト 佐野友美代表>「迷子札はもう発注済みですか?」
 保護団体の代表の佐野友美さんです。4年前から活動を始め、これまでに約230頭を保護しました。この日、子犬の新しい家族が決まりました。
 <佐野友美代表とスタッフ>「そら君、卒業です!」
 <保護犬の新しい家族>「常に一緒に家族の一員として、一緒に出かけたりずっと仲良く暮らしていきたい」
 <佐野友美代表>「最近は自粛ですべて面会制にしているのでなかなか来れなかった。今日は本当にうれしい」
 新しい家族を探すのに欠かせない譲渡会などのイベントが、新型コロナウイルスで打撃を受けています。商業施設などの会場を確保するのが難しくなり、開催できたとしても予約制にして参加人数を減らしています。
 <佐野友美代表>「3月からはほとんど今までみたいな大きな(譲渡会などは)できなくて、全部面会制にして、1時間に2組のみ」
 また、活動の資金を集めるイベントなども減り運営も厳しい状況です。
 保護犬に欠かせないのが感染症などの検診です。
 <獣医師>「前よりいいんじゃないかな」
 年間500万円ほどの医療費がかかりますが、全てイベントの収入や寄付でまかなっています。新型コロナの影響でイベントが減ることは保護団体にとっては死活問題です。佐野さんたちはコロナの影響を受けながらも保護犬の家族を探し続けてきました。2020年4月に引き取られた楠ちゃんです。飼い主の佐野織枝さんは、保護犬を飼うのは初めてでした。
 <佐野織枝さん>「すごくいい子で困らないけど、音が怖い、人が怖い、最初は男の人を見るとずっと吠えていた」
 野犬だった楠ちゃんですが、ほかの保護犬の家族とも触れ合ううちに徐々に警戒心が解けていきました。
 <楠ちゃんの家族 佐野織枝さん>「保護するまでどんな生活していたのかなと思うと本当によく生きていてくれた。どんな小さな命でも助けないと」
 残り短いかもしれない命と向き合う家族もいます。三島市の鳥谷さんです。
 <保護犬の家族 鳥谷咲樹さん>「(Q.お名前は?)ティニーです」
 廃業したブリーダーから保護されたティニーちゃんは大動脈弁狭窄症という重い心臓病を抱えています。
 <鳥谷咲樹さん>「余命も宣告されて、今2才なんですけど、5才くらいまで生きられるかどうか」
 しかし、悩んだ末に、2020年7月、家族に迎えることを決めました。
 <鳥谷咲樹さん>「この子は重度だけど、譲渡会に参加して、愛を知ってから、家族を知って、お空にと(保護団体から)て聞いていて、私も気持ちが変わった」
 <鳥谷里花さん>「この子にとって幸せな時間を少しでも。わんちゃんが幸せだと、私たちも楽しさを一緒にもらえる」
 娘の咲樹さんは2020年、夢を叶えました。トリマーとして自宅にトリミングサロンをオープンしたのです。
 <鳥谷咲樹さん>「進路決めるときに、わんちゃんがいる仕事がしたいと思い。自分できれいにカットできたら、わんちゃん幸せにできると思った」
 仕事を通しても犬たちと向き合うことを決めました。
 1匹でも多くの命を救うため、保護団体では9月から新たな活動を始めました。
 <NPO法人 その小さないのちを守りたいプロジェクト 村野かよ子副代表>「こちらが、ドッグラン建設予定地になります」
 約300坪の土地に保護犬が自由に走り回れるドッグランを整備しようとクラウドファンディングを始めました。また、緊急で保護する時のためシェルターの建設も計画しています。
 <村野かよ子副代表>「こういう施設があれば保護をする頭数も増えますし、家庭につなげることもできる」
 <佐野友美代表>「少しずつ、私たちのできることを、できる限りでやらせたもらいたいというのが一番です」
 救える命を、守りたい。新型コロナの影響を受けながらも佐野さんたちは保護犬たちに温かい家族を探し続けています。
 
 取材する中で、保護団体からコロナによる自粛生活で家にいる時間が長くなりペットを飼う人が増えていると聞きました。しかし、同時に世話ができないなどの理由で捨てられてしまう犬や猫が今後、増える懸念があります。また、県によりますと、新型コロナに飼い主が感染したため行政が緊急的にペットの対応をしたことがあったということです。県は、感染した場合に備えて、預け先の確保を呼びかけています。具体的には、親戚や知り合い、ペットホテルなどの業者、かかりつけの動物病院などに確認してほしいということです。取材を通して、最後まで飼うことができるか、というのも大事ですが、緊急時に世話ができる環境を整えておくことも家族として迎えるうえで重要だと感じました。

(#オレンジ6 9月17日放送)

Видео 守りたい“小さな命” 保護犬 コロナが直撃 канала SBSnews6
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17 сентября 2020 г. 15:43:03
00:08:17
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