アフリカ中部のコンゴで刑務所が襲撃され1300人脱獄(2020年10月21日)

アフリカ中部のコンゴ民主共和国で反政府武装勢力が刑務所を襲撃し、1300人が脱獄しました。

　AP通信などによりますと、20日午前4時半ごろ、コンゴ民主共和国のカンバイ刑務所が襲撃され、受刑者約1300人が脱獄しました。また、数人の受刑者は射殺されました。地元市長は刑務所に戻ってきた人の話として、受刑者が襲撃した組織に連れ去られたと明らかにしました。襲撃したのは、隣の国のウガンダ系反政府武装勢力「ADF（民主同盟軍）」とみられます。ADFはこれまでも民間人らをターゲットに武装襲撃を繰り返しています。それらの攻撃に対し、イスラム国が犯行声明を出していますが、2つの組織の明確な関係は明らかになっていません。
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