「恐ろしい睡眠不足か」大谷翔平の“居眠り”が話題沸騰　米誌は新米パパの気持ちを察する「父親はオオタニの気持ちがわかるはずJapan news

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　ハードワークに疲労が溜まりきっていたのかもしれない。大谷翔平（ドジャース）が自軍ベンチで見せた振る舞いがクローズアップされている。

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　現地時間5月31日、ドジャースは本拠地でのヤンキース戦に18-2で大勝。「1番・DH」で先発出場した大谷は4打数2安打の活躍を見せ、10-1とリードしていた6回の第5打席に代打を送られる形で、試合から退いた。

　その試合の最中に大谷が何気なく見せた行動が注目を集めた。ドジャースが10-1と完全に試合の趨勢を定めた5回、中継局が何気なくダグアウトの偉才にカメラを向けると、そこには居眠りをする姿が……。

　手すりに顔を寄せて目を閉じた大谷は、しばらくして「ハッ」と目を覚ましたものの、依然として眠気がぬぐい切れず。疲労感は否めなかった。

　もっとも、この日の大谷は、試合前に右肘の手術後2度目となるライブBP（実戦形式の投球練習）を実施。午前中から2イニングを想定して29球を投球する負荷のかかる稼働をしていた。また、ホームチームの攻撃時間が明らかに長かくなる試合展開もあって、気が緩んでしまうのも無理はなかった。

　ゆえに海外メディアでは、居眠りも「仕方がない」という指摘は目立った。スペイン紙『Marca』のアメリカ版は「ドジャースは、ショウヘイ・オオタニが試合中に眠ってしまうほどの圧倒的な強さを見せた」と強調。「彼らの爆発的な攻撃力は凄まじく、オオタニがダグアウトで居眠りをしてしまうほどだった。これはロサンゼルスにとって、この夜がいかに楽勝だったかを物語る、珍しい光景だった」と振り返っている。

　また、米誌『Sports Illustrated』は「オオタニはダッグアウトで立ったまま眠ってしまう」と指摘。今年4月に第一子が生まれた大谷の話題となった場面について「赤ちゃんの世話で恐ろしいほどの睡眠不足に悩まされているのかもしれない。全国の新米パパならオオタニの気持ちがわかるはずだ。今の彼ならダッグアウトで居眠りしても許されるだろう」と記した。

　米球界内でも小さくない話題を生んだ大谷の居眠り。ファンの中には快く思わない者もいたようだが、ヤンキース戦の内容もあって、大衆の反響は「彼も人間」というような好意的なものが目立った。
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