ー逃げてもいいー　家族関係を考える　から　河合隼雄氏の言葉

私たちは、家族に安らぎを求めながら、ときに一番の苦しみもそこから受け取ってしまう。
「わかり合いたい」「大事にしたい」と思えば思うほど、すれ違い、傷つき、心が折れそうになる。
けれど、河合隼雄は言うんです。
「家族とは“わからなさ”を含んでいるものや」と。

心理療法の現場で、何百、何千という家族の物語に耳を傾けてきた彼は、
家族というものの「不完全さ」と「どうしようもなさ」を否定せず、
その中にこそ、人間の成長の芽があると見ていました。

逃げたいと思ったっていい。
嫌いだと思ったっていい。
それでもなお、家族という“根”と向き合うとき、
そこに見えてくるのは、過去でも他人でもなく、
「ほんとうの自分」の姿かもしれないのです。

私（投稿者）も家族がおり、家族関係で悩んでいる今まさにこの本を読んで腑に落ちました。

同じような苦悩や悩みを抱えている方にぜひ共有したいなと思い動画を作りました。
河合隼雄が語る家族論は、
癒しではなく、「ほんとうに生きるための問い」を私たちにそっと差し出してくれます。

＃家族
＃心理療法
＃人生
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