安倍前首相の弟・岸信夫防衛大臣　初入閣の朝…自宅の仏壇を前に語った決意

新たに菅内閣の防衛大臣に就任した岸信夫衆院議員は、入閣の日の朝、東京都内の自宅でＦＮＮの取材に応じた。

岸氏は仏壇に手を合わせ、「祖父（岸信介元首相）も一時、防衛庁長官をやっていた。そんなことも含めしっかり働いてくる思いだ」と語った。

また岸氏は、防衛相就任について、「本当に身の引き締まる思い」としたうえで、「防衛省は我が国の平和と安定を守っていく、国民の生命と財産を守っていくという大きな仕事がある。今我が国の周辺環境は厳しいので日々怠ることなく守りを固めていけるような組織を作っていきたい」と決意を述べた。

また、菅新総裁から防衛相就任の打診を受けた後、実兄である安倍首相にも電話で入閣を報告し、安倍首相からは「頑張って」とエールを送られた事を明かした。

兄の安倍首相から引き継ぐ菅内閣については、「（安倍首相が）病が元であと一年、任期を残して辞任表明となった。菅さんに引き継いでいくが、今でもコロナや安保環境は厳しい。そこを引き継ぎ国民の安心を担保しないといけない」と語った。

(2020/09/18)
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