【鬼滅の刃】無限列車のモデルとなった蒸気機関車 8620形

『鬼滅の刃 劇場版 無限列車編』に登場する無限列車、牽引する蒸気機関車のモデルとなった車両を紹介します。

1914年(大正3年)から国鉄の前身である鉄道院が製造した8620形蒸気機関車。
それまで海外からの輸入に頼っていた機関車を国産として初めて量産に成功した記念すべき形式です。
完成度の高さと性能の良さからハチロクの愛称で重宝され、国鉄の蒸気機関車が全て廃止される1975年まで現役を続けました。

2020年現在、8620形は2両が動態保存されています。
今回紹介する京都鉄道博物館の8630号機は1914年の製造で、今年でなんと106歳。
しかしながら、今でもSLスチーム号の牽引機関車として元気にお客さんを乗せて館内を走る姿を見ることができます。
(SLスチーム号の機関車は数両が交代で運行中)

また、静態保存機も全国各地に保存されています。

無限列車のモデルとなった、『大正の名機ハチロク』。
JR九州で11月に『SL鬼滅の刃』として運転が予定される58654号機にも注目です。

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