都営新宿線10-300形 8両編成 ―最後の記録―

1978(昭和53)年に開業した都営地下鉄新宿線。

当初は、6両編成として運用開始しましたが、その後8両編成まで延長しました。
この長さは、既に引退した10-300R形や現在の10-300形0番台まで採用されました。

一方、直通路線である京王線では、以前の6000系から8両編成と付属の2両編成と増結して10両編成で運用されていました。
現在でも9000系30番台や5000系(二代目)が貫通の10両編成として直通運転しています。

これに対し、10-300形0番台の一部編成で、中間車を2両組み込まれ、10両編成化されました。

2013(平成25)年、同形式の3次車以降から10両編成でデビューしました。

2022(令和4)年に輸送力増強のため、都営新宿線内で全列車10両編成での運用に向けて、10-300形6次車が入線し、0番台との置き換えが始まりました。
そして現在、同形式の10-420Fが最後の8両編成1本として活躍しています。

今回は、10-300形10-420Fの最後の記録を収録してきました。
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