水面へとハリガネムシに洗脳されて行ってしまう悲しい結末を迎えるカマキリ - Wirewarm brainwash the praying mantis to the waterside.

大阪市立大学理学部付属植物園での出来事です、

朝9時半の入園、いつも事務所前の細長いプールの観察から始めます、
植物園に来て生き物の観察をしているちょっと困ったおっさんです。
で、早速にそのプールにカマキリが水面でもがいているのを発見、これは一大事と思い指図棒に載せて救出、
横の芝地にカマキリを置いて解放して朝から良い事したと満足してそのあと園内を散策。
1時間か1時間半後に事務所をベースにしているので水分補給を兼ねて帰還、するとさっきのカマキリと思わしき個体がまた居た、
動画はここから始まります、変だな？　なんで戻るんかな？　プールの側壁に居るんです、不思議に思い観察していると顔なじみの公園管理の方が来てこのカマキリのことを
親切に教えて頂きました、私はそんな事実を知らなかったので衝撃的でした。

カマキリの体内にハリガネムシが居てそいつが十分に成長するとカマキリを洗脳して水場へ誘導するそうです、そして水面でカマキリが弱った時に
そのハリガネムシが体内から出てきて水中へ戻り繁殖して一生を終えるそうなんです。

ハリガネムシが体内から出てカマキリはしばらく生きているらしい、でも養分を吸われて内臓も傷んでいるカマキリは長くは生きられず短時間のうちに死んでしまうそうなんです、
このプールはよじ登れる空間がないので水面に落ちたら最後、もい陸には戻れません。

悲しい最後になるようですね、頑張って猟をして栄養をつけて子孫を残そうと頑張っていたのに寄生虫のハリガネムシに未来をめちゃくちゃにされてこんな悲しいことはありませんよね、
寄生して生き延びるというスタイルは好きにはなれません、だって寄生して栄養を横取りして洗脳したのちカマキリを殺す結果になるんですよね、
ちょっとひどすぎます、カマキリは悲しすぎます。

後日にここへ何度も通いましたが、1メーターもあるようなハリガネムシを幾度も目撃しました。憎々しいですがこれも彼らの生き方だろうから
スルーしています？　でもやっぱりこのハリガネムシの生き方には引っ掛かるものがあります。

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