障がい福祉給付費６９００万円不正受給

福岡市は１７日、福岡市東区の障がい福祉サービスの事業所が給付費約６９００万円を不正に受け取っていたと発表しました。

福岡市によりますと、東区筥松の「株式会社ＨＬＤ」は、利用者１人に対する実際は行っていない介護サービスを、提供したと嘘の記録を作成し、給付費を受け取っていました。また、従業員の賃金の増額に充てるべき費用の一部を会社の運用費に充てていたということです。

不正は最長で、４年半続いていて、受け取った額はあわせて６９００万円あまりにのぼります。

福岡市は給付費の返還を請求するとともに、事業者指定の取り消しなどの処分を行います。再発防止策として、福岡市は「自己点検表」の項目を見直し、チェック機能の強化を図るとしています。

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