米高官が台湾を称賛　WHOめぐり中国批判も

アメリカの閣僚として、6年ぶりに台湾を訪問中のアザー厚生長官は、12日、7月に亡くなった李登輝元総統の追悼場を訪れ、花を手向け、弔意を表明した。

またアザー長官は、電話会見を行い、新型コロナウイルスをめぐる台湾の対応について、「自由で開かれた民主主義の国は、ウイルスの脅威と戦うのに最適だ」、「台湾は世界の規範だ」と称賛した。

そのうえで、安全保障や感染症対策などで関係強化を目指す考えを示した。

一方、「中国は情報を世界に提供しなかった」と指摘し、WHO(世界保健機関)への台湾の参加を認めない中国を厳しく批判した。

(2020/08/13)

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