なぜか動物に好かれちゃう…アルプスの少年マテオ君。

アルプスマーモットは、哺乳綱ネズミ目（げっ歯目）リス科アラゲジリス亜科マーモット属に属するマーモットの1種だよ。
要するに大型のジリス？見た感じはプレーリードッグに似てるかも。その名の通りアルプス山脈など、ヨーロッパ中央部・南部の高山地帯で見られます。
でも、1年のうち9か月ほど冬眠しているらしい…そして、
リス科の動物では“おなじみ”の後足で立って周囲を警戒する姿も見られます。
これって本人たちは必死なのでしょうが、可愛いものはやっぱり可愛い、仕方ない…

威嚇行動としては、尾を叩きつけたり、歯をガチガチ鳴らしたり、匂いで縄張りに印をつけるなど…
ちょっとコワい姿も見られますが、そこは“ギャップ萌え”ってヤツでしょうか？
そして特徴的なのが、危険を知らせるための大音量のホイッスルのような警戒音です。
この警告が発せられると、同じコロニーで生活しているメンバーは一目散に避難所へと走ります。
待てぉ(/・ω・)/

そんな警戒心も強くて人間には近寄らないはずの野性のマーモットですが、
オーストリアに住むマテオ・ワルシュ君のことは何故だか気に入っているようです。

マテオ君（当時4歳）が野性のマーモットと初めて出会ったのは
家族に連れられてグロースグロックナー山のホーエ・タウエルン国立公園に訪れた際のこと…
以来、毎年2週間ほどこの地に滞在するそうですが、
マーモットたちは「待ってました＾＾」とばかりにワルシュ君に近づき、膝の上に乗ったりするようになったといいます。
同じマーモットなのかな？マテオ君はそれぞれの違いが分かるのかな…？

マテオ君のお母さんが言うには
「マテオはこの動物が大好きなのよ。マーモットもその気持ちを感じ取っているから、マテオを全く怖がっていないわ。」
彼らが一緒に過ごす時間を尊重し、その素晴らしい友情をカメラに収め続けたいと願っているそうです。

現在10歳のマテオ君…
大人になってからの交流も見てみたい＾＾

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