自動車カタログ 01' 日産スカイライン (NISSAN SKYLINE)

01年6月に11代目にフルモデルチェンジしたスカイライン(V35)のカタログ
です。
このモデルの企画当初がワールドワイドに通用する理想のプレミアムスポーツセダンを目指したインフィニティブランドの新規モデルとして日産のFRパッケージングを革新する高級セダンとして開発され、R34後継車の開発凍結により、急遽99年の東京モーターショーに参考出品した際、好評を博し、開発コンセプトがスカイラインに重複する部分も多く、スカイラインとして発売決定となり、21世紀のプレミアムスポーツセダンを開発コンセプトに新車両レイアウトのV6エンジン専用フロントミッドシップの前後重量配分52：48のFMパッケージを採用、スポーティーな走りと高級サルーンの乗り心地のフラットライドコンセプトを採用、ロングホイールベースと優れた取り回し性能、空力の良いスタイルのムービングベルト風洞実験にて得られた、ゼロリフトと広い室内空間の両立を目指し登場、エクステリアはショートオーバーハングと大径タイヤによるスポーティーでFR車らしさ、ロングホイールベースによる広くて快適なキャビンの両面を表現するデザインで、メカニズムのエンジンは世界初のeVTC(電子制御式連続可変バルブタイミングコントロール）を採用したV6直噴NEO Di 3ℓVQ30DD(260㎰/33.0㎏m）、2.5ℓVQ25DD(215㎰/27.5㎏m）、トランスミッションは3ℓに5速AT、2.5ℓに4速ATのマニュアルモード付、駆動方式はFRで同年9月に250GT-FOURを追加、サスペンションはフロントが新設計のアルミ製マルチリンク、リヤが改良版マルチリンク、インテリアでは、T字型のシンボリックな構成で、シーマ並の広い室内空間を確保し、チルトステアリング連動のメーターの採用、助手席専用シートの採用、リヤシートはスポーツリクライニングシートを採用し登場、路面追従性の高い足回りやハンドリング、しなやかな乗り心地で好評を博し、従来のファンからはスカイラインらしさが希薄で酷評されましたが、プレミアム性が引き上がり、国内より海外で高い評価を獲得しました。

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