MRIの危険性01「危険なハサミ」医療安全教育

MRI装置は、超電導磁石で常に強力な磁場を発生している。
金属などの磁性体を持ち込むとその磁力によてって装置に向かって飛んで行くことがある。医療従事者にとって常識だが、何度注意しても数年に一度インシデントが発生している。患者に大きなケガを負わせるリスクがあるが、なかなか放射線技師以外の医療従事者にはその重大性を理解してもらえない。
今回、廃棄予定のMRI装置を使い、医療安全教育の一環として看護師を対象に磁場の威力を体験したもらった。
診療に使用している機器を使っての実験はできないのでなかなか体験できない。この実験は非常に貴重な医療安全教育となり、いかにMRI検査室に金属類を持ち込むと危険なのかをわかっていただいた。

他の施設でもこのビデオを医療従事者への教育に利用していただきたい。

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