ヤモリ保護#34 脱皮のお手伝いしてたら噛まれそうになった・・激おこ！？ヤモリ君。

大怪我したニホンヤモリを保護して174日目。周期的に訪れる脱皮。飼い主として、なんだか脱皮の時を毎回楽しみにしてしまうんですよね。ケガの後遺症で下肢がうまく動かず、脱皮補助が必要なニホンヤモリです。

ナレーション：CeVIO　さとうささら

＊補足
　脱皮補助に、「ピンセットを使った方が良い」というようなコメントを頂く事が多いのですが、小さいものを掴むピンセット（金属製で先端が鋭利）を用いた場合、ヤモリ君が突然予測されない動きをしてしまった際に、大怪我を負わせてしまうリスクがありますので、全くお勧めしません。
　また、指先の感覚から拾える情報（引っ張った時の張力や、ヤモリ君の指先の動き）は作業上とても重要で、ヤモリ君への負荷を最小限に抑える為に指で行うのが最適と判断しておりますし、この方法で10回以上脱皮補助を行ってきていて、何ら不都合は生じておりません。
　さらに、先の細いピンセットて古皮を掴んだ所で、掴んだ部分は容易に千切れてしまいます。
　実際にニホンヤモリを手に乗せた事がある方ならご存じと思いますが、レオパ（ヒョウモントカゲモドキ）よりも遥かに小さく、古皮も比例してとても薄く脆いのです。ニホンヤモリの脱皮した皮の性質を正しく知らない人のコメント、誠に残念でなりません。
　映像をご覧いただけましたらお判りになりますように、うｐ主は自身の指の爪切りを作業前に行っておりまして、ヤモリ君の身体を傷つけないように注意を払っております。

ヤモリ君の脱皮介助にピンセットを使ってはいけない理由。
https://youtu.be/9Iii3rMbiWk

＊This gecko was seriously injured in the past and is still paralyzed in the lower body. So if I don't help to molt, the lower limbs of this gecko will be necrotic.

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