立川裕子原爆日記　ネット版　52分16秒　ながさき原爆記録全集第54+55回

立川裕子88歳（2019年現在）14歳の時学徒動員先の三菱兵器大橋工場（現長崎大学文教キャンパス）で被爆（爆心1.3キロ）
（工場では7500人の人達が働いていましたがその80％が死傷しています。）
立川さんは被爆直後に日記を書いていました。重症で療養している被爆後半年の間に書いたものです。
立川さんは2019年に紛失していたその日記を発見、テレビや新聞などで報道されました。しかしテレビや新聞は時間や紙面の都合でその日記の一部しか報道していません。
私はこの日記全文を紹介することに意味があると思い、さらに日記全文を被爆したご本人に朗読してもらい、番組化しましました。
地名やローカルな単語など分かりにくい部分には全て注釈をつけ、常時日記の全文をアップとロング両方を表示。日記全体を完全な形でご覧いただきます。このような番組は他に例がないと思います。
現在、被爆後半年という被爆直後に書かれた被爆手記はほとんど例がなく、その当時の様子が正確に描写されています。その内容は被爆してわずか2日間の出来事です。
現在記憶の風化が著しい原爆の記憶ですが、これはその貴重な記録です。
ディレクター吉村

2019年11月～2020年1月に放送
この番組の著作は長崎ケーブルメディアにあります。
教育用として使用できます。長崎ケーブルメディアへ連絡をしていただけると幸いです

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