リアル！　世界初　実習用小児患者型ロボット　暴れる動きやけいれんも再現　福岡歯科大学が導入　福岡市 (20/08/18 20:30)

福岡歯科大学が、世界で初めて実習で使う小児患者型ロボットを導入しました。

けいれんや子供が暴れる動きも再現されています。

歯を治療中の５、６歳の子供の動きをリアルに再現した、世界初の小児患者型ロボット。

子供特有の暴れる動きやけいれんなどを再現でき、静脈注射や心臓マッサージを行うことも可能です。

開発したのは、介護ロボットなどを手がける福岡県宗像市のロボット専業メーカーで、福岡歯科大学は約７年前からこのメーカーの成人型患者ロボットを実習で使っています。

歯学部の教育現場では、一歩間違えれば死亡事故にもつながりかねない小児患者への対応の研修が課題となっていますが、このロボットの導入で、学生は小児患者への緊急時の対応を体験することができます。

【教授】
「小児を治療するうえで、なにかが起こって不幸な事故になるのが一番怖い。なんとか安全に患者さんに接することができるように、ドクター自身がスキルアップしないといけない」

このロボットは、９月から５年生が実習で使う予定です。

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