【M8.7】東京などで震度7・巨大地震シミュレーション（相模トラフ巨大地震）

首都直下地震は近い将来必ず発生すると言われているマグニチュード7前後の大地震です。南海トラフ巨大地震と並んで、国が特に対策に力を入れている地震です。しかし、首都圏ではマグニチュード8.7というとてつもない規模の地震も想定されています。この動画は最大クラスの地震のシミュレーションです。この動画では緊急地震速報から震度速報、大津波警報・津波警報発表、津波の観測までを再現しています。地震の規模や震度、大津波警報・津波警報・津波注意報の発表範囲は政府や気象庁のシミュレーションをもとに忠実に作成していますが、地震の発生時刻など細かい数字はすべて架空のもで、何の意味もありません。

首都直下地震は南関東の直下で発生するマグニチュード7前後の大地震のことで、かなり切迫していると考えられています。首都直下地震と聞くと、東京23区の直下で発生すると誤った認識をしている人もいるかもしれませんが、首都直下地震は東京都以外の場所でも発生する可能性があります。国が公表した資料では19ケースが想定されていますが、この中で最も被害が大きくなる「都心南部直下地震」では最悪、2万3000人が死亡すると想定されています。

一方、この動画で取り上げている地震は、正確には「相模トラフ巨大地震」と呼ばれる地震です。メカニズムは首都直下地震とは違いますが、防災行動をとる上で、首都直下地震と区別する必要はないので、ここでは相模トラフ巨大地震も、世間一般で使われている「首都直下地震」の中に含みます。相模トラフ巨大地震が発生すると、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、静岡で震度7の非常に激しい揺れに襲われ、地震発生から数分で10mを超える津波に襲われる可能性もあります。この地震は「当面発生しない」とされていますが、当面とは「今後100年」程度のことで、地球規模で考えれば、切迫している地震と言えるでしょう。そして、この地震の周期は大きな誤差も含まれているので、マグニチュード8.7の地震が明日発生したとしても不思議ではありません。

※この動画を訓練などで使用することは自由ですが、混乱を招く使用は避けてください。また、この動画を利用して収益を得ることはできません。

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