【軍歌】愛馬進軍歌

作詞　久保井信夫　作曲　新城正一
1939年（昭和14年）1月15日

一番 くにを出てから幾月ぞ　ともに死ぬ気でこの馬と　攻めて進んだ山や河　とった手綱に血が通う

二番 昨日陥したトーチカで　今日は仮寝のたかいびき　馬よぐっすり眠れたか　明日の戦は手強いぞ

三番 弾丸の雨降る濁流を　お前たよりに乗り切って　つとめ果したあの時は　泣いて秣を食わしたぞ　

四番 慰問袋のお守札を　掛けて戦うこの栗毛　ちりにまみれた髭面に　なんでなつくか顔よせて

五番 伊達にはとらぬこの剣　まっさき駈けて突っこめば　何ともろいぞ敵の陣　馬よいななけ勝鬨だ

六番 お前の背に日の丸を　立てて入場この凱歌　兵に劣らぬ天晴れの　勲は永く忘れぬぞ

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