東武100系スペーシア “デラックスロマンスカーカラー” 2021年12月

東武鉄道では日光・鬼怒川線系統の特急車両である100系電車“スペーシア”のデビュー30周年を記念して、101編成に先代の日光系統特急車であった1720系電車“デラックスロマンスカー”のカラーリングが施されました。
1720系は1960（昭和35）年にデビューし、当時あった各社の特急車両と比較してもハイレベルな設備を持つ“デラックスロマンスカー”として、1990年頃に100系へ置き換えられるまで東武のフラッグシップ的な存在として活躍していました。走行機器は200系電車に流用されており、保存車はごくわずかとなっています。
この度の“デラックスロマンスカーカラー”は従来の100系の塗り分けをベースに、ロイヤルベージュの下地にロイヤルマルーンの帯が施されたものです。
運行初日の12月5日は浅草～南栗橋間で、南栗橋車両管区での撮影会を兼ねたツアー列車として運行されました（COVID-19の前、例年この時期に開催されていた「東武ファンフェスタ」の代わりとなるものです）。一般営業は翌6日の『スカイツリーライナー4号』→『けごん7号』から充当されています。なお、この編成はJR線直通に対応しておりません。

《撮影日》2021.12.5～12.6

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