JRグループ6社　初めて各社の輸送網を活用したイベントを開催（2024年5月17日）

新幹線に乗客と一緒に荷物を載せて運ぶ貨客混載輸送。JRグループ6社は初めて各社の輸送網を活用したイベントを開催しています。
小川記者「北海道から到着した新幹線から、荷物か運び出されています。『函館みかど』と書かれ段ボールの中には『いかめし』が入っています。北海道でけさ採れたてのアスパラが運び出されていきます。」
新幹線の貨客混載輸送は、4月にJR東海が新幹線での輸送サービスを始めたことで、輸送網が全国につながりました。全国輸送網を活用して、17日、JR旅客6社はそれぞれの新幹線の駅から東京駅まで名産品を輸送し、全国各地の新鮮な名産品を一同に販売するイベントを初めて開催しています。ドライバーの残業規制により輸送力が低下する物流2024年問題の中、JR旅客各社は、新幹線での貨客混載輸送の事業拡大を図っています。
堤口貴子マネージャー「地域の新鮮なもの、きょうもあるが、デリケートな商品、新幹線で揺れが少ないので、他の輸送だと厳しいものが非常に運びやすい。まだまだ新しい輸送だと思っていて、世間にそれほど認知はされていない。今回全国つながったことにより、一気に全国に広がるので、いろいろな客に荷物輸送の素晴らしさを紹介できる」

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