渋谷、秋葉原…ごみ捨てマナー悪化 埼玉・川越は新たな取り組みで「クリーン」に【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年5月7日)
ゴールデンウィーク中、多くの人が訪れた観光地では、ごみのポイ捨てが深刻化しています。そんななか、ユニークな取り組みでごみのポイ捨てを激減させた観光地がありました。
■ゴールデンウィーク観光地、ポイ捨て横行
好天に恵まれた5日、東京・渋谷はどこも多くの人であふれ返っていました。こちらの歩道は、ほとんど身動きが取れないほどの混みようです。人の多さに比例して増えるのが、ごみのポイ捨てです。
渋谷駅周辺では、植え込みの中や歩道の脇、さらには建物と金網の間など、至る所にごみが捨てられていました。飲み終わった容器などが大量に捨てられていたのは、ごみ箱の上。取材中にも、次々とごみが捨てられていきます。
同じような光景は、歩行者天国でにぎわう秋葉原でも見られました。自動販売機横のごみ箱には、ポイ捨てが集中。中には、フタが外されてしまったごみ箱もあります。
定期的にボランティアによる清掃が行われていますが、追いつきません。
清掃活動を主催する
秋葉原タウンマネジメント 浅古清さん
「(Q.ゴールデンウィークでごみ増えた?)増えたと思います。先週の日曜日よりも量でいくと倍くらい」
秋葉原の場合は、インバウンドの増加も影響しています。
浅古さん
「必ずしも外国人だけではないが、やはり外国人が秋葉原に来るようになって増えたような気がします。特に爆買いがあったのが12~13年前、その時からごみが増えたかなと」
外国人観光客には、ごみ捨てのマナーを伝えるのが難しいといいます。
一方、外国人観光客に話を聞いてみると「日本では街中のごみ箱が少なすぎる」という声が多く聞かれました。
ドイツ人観光客
「どこにもごみ箱がない。だからこのごみをずっと持ち歩いている」
街中のごみ箱を増やすことはできないのでしょうか?
浅古さん
「千代田区の考えで、ごみ箱はなるべく置かない。ごみ箱を置くと、すぐにいっぱいになる。日本的な考え方だと、ごみは自分の家に持ち帰ってもらうということで」
■ポイ捨て約90%減少 「スマートごみ箱」
こうしたポイ捨ての問題に、ユニークな方法で取り組んでいる観光地があります。
蔵造りの町並みで知られる埼玉県川越市の「川越一番街商店街」。ゴールデンウィーク中は行き交うのが難しいほど、観光客で埋め尽くされていました。
よく見ると、多くの人が食べ歩きをしていますが、渋谷や秋葉原のようなごみがあふれている場所は見られません。一体、どのような対策を取っているのでしょうか?
岩座 川越店 岡田瞳店長
「よろしければごみをお預かりします」
「ごみをお預かりしますよ。捨てておきます。こちらで」
商店街の各店舗が行っているのが、ごみを持っている客に対し、積極的に声をかけてごみを引き取るという活動。店には「そのゴミ もらいます!」という張り紙もありました。
観光客
「ごみを捨てる場所どこかなと思ってずっと持っていたので、受け取ってもらえて助かりました。そこら辺には捨てられないなと思ったので」
岡田店長
「ごみを預かる代わりに、(店の)カゴを渡したり。『カゴどうぞ』って」
ごみを引き受けることによって、売り上げがアップした店もありました。
川越一番街商業協同組合 長島貴子理事長
「『そのごみいただきますよ』と言ったら、(客の)手が空くので、また新たな商品を手に取ることができるということで物販の販促にも導けている」
声かけのほかに、ポイ捨て対策として今年1月に設置したのが、こちらのごみ箱「SmaGO」。「スマートごみ箱」と呼ばれるもので、ごみが一定量たまると、センサーが感知して内部でごみを圧縮。通常のごみ箱に比べて6倍の量を収容できます。
さらに通信機能を搭載していて、リアルタイムで中身の状況が分かるため、ごみがあふれるといった状況を未然に防ぐことができます。
実際、おととしから「スマートごみ箱」を設置している大阪・道頓堀商店街では、ポイ捨てが約90%も減っています。
長島理事長
「街並みを守るためにごみ箱を(通りの)交互に置くことができない。商店はもちろんですが、観光客も一緒にこの美しい街並みを保ち続けて、末永く楽しんでいただければと思います」
(「グッド!モーニング」2025年5月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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■ゴールデンウィーク観光地、ポイ捨て横行
好天に恵まれた5日、東京・渋谷はどこも多くの人であふれ返っていました。こちらの歩道は、ほとんど身動きが取れないほどの混みようです。人の多さに比例して増えるのが、ごみのポイ捨てです。
渋谷駅周辺では、植え込みの中や歩道の脇、さらには建物と金網の間など、至る所にごみが捨てられていました。飲み終わった容器などが大量に捨てられていたのは、ごみ箱の上。取材中にも、次々とごみが捨てられていきます。
同じような光景は、歩行者天国でにぎわう秋葉原でも見られました。自動販売機横のごみ箱には、ポイ捨てが集中。中には、フタが外されてしまったごみ箱もあります。
定期的にボランティアによる清掃が行われていますが、追いつきません。
清掃活動を主催する
秋葉原タウンマネジメント 浅古清さん
「(Q.ゴールデンウィークでごみ増えた?)増えたと思います。先週の日曜日よりも量でいくと倍くらい」
秋葉原の場合は、インバウンドの増加も影響しています。
浅古さん
「必ずしも外国人だけではないが、やはり外国人が秋葉原に来るようになって増えたような気がします。特に爆買いがあったのが12~13年前、その時からごみが増えたかなと」
外国人観光客には、ごみ捨てのマナーを伝えるのが難しいといいます。
一方、外国人観光客に話を聞いてみると「日本では街中のごみ箱が少なすぎる」という声が多く聞かれました。
ドイツ人観光客
「どこにもごみ箱がない。だからこのごみをずっと持ち歩いている」
街中のごみ箱を増やすことはできないのでしょうか?
浅古さん
「千代田区の考えで、ごみ箱はなるべく置かない。ごみ箱を置くと、すぐにいっぱいになる。日本的な考え方だと、ごみは自分の家に持ち帰ってもらうということで」
■ポイ捨て約90%減少 「スマートごみ箱」
こうしたポイ捨ての問題に、ユニークな方法で取り組んでいる観光地があります。
蔵造りの町並みで知られる埼玉県川越市の「川越一番街商店街」。ゴールデンウィーク中は行き交うのが難しいほど、観光客で埋め尽くされていました。
よく見ると、多くの人が食べ歩きをしていますが、渋谷や秋葉原のようなごみがあふれている場所は見られません。一体、どのような対策を取っているのでしょうか?
岩座 川越店 岡田瞳店長
「よろしければごみをお預かりします」
「ごみをお預かりしますよ。捨てておきます。こちらで」
商店街の各店舗が行っているのが、ごみを持っている客に対し、積極的に声をかけてごみを引き取るという活動。店には「そのゴミ もらいます!」という張り紙もありました。
観光客
「ごみを捨てる場所どこかなと思ってずっと持っていたので、受け取ってもらえて助かりました。そこら辺には捨てられないなと思ったので」
岡田店長
「ごみを預かる代わりに、(店の)カゴを渡したり。『カゴどうぞ』って」
ごみを引き受けることによって、売り上げがアップした店もありました。
川越一番街商業協同組合 長島貴子理事長
「『そのごみいただきますよ』と言ったら、(客の)手が空くので、また新たな商品を手に取ることができるということで物販の販促にも導けている」
声かけのほかに、ポイ捨て対策として今年1月に設置したのが、こちらのごみ箱「SmaGO」。「スマートごみ箱」と呼ばれるもので、ごみが一定量たまると、センサーが感知して内部でごみを圧縮。通常のごみ箱に比べて6倍の量を収容できます。
さらに通信機能を搭載していて、リアルタイムで中身の状況が分かるため、ごみがあふれるといった状況を未然に防ぐことができます。
実際、おととしから「スマートごみ箱」を設置している大阪・道頓堀商店街では、ポイ捨てが約90%も減っています。
長島理事長
「街並みを守るためにごみ箱を(通りの)交互に置くことができない。商店はもちろんですが、観光客も一緒にこの美しい街並みを保ち続けて、末永く楽しんでいただければと思います」
(「グッド!モーニング」2025年5月7日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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7 мая 2025 г. 6:56:45
00:07:32
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