「旅行は？帰省は？」感染が急拡大するなか…夏の過ごし方に変化も(2022年7月19日)

19日、全国では、新たに6万6745人の新型コロナウイルスの感染者が確認されました。福井県で過去最多を更新。重症者は155人ですが、じわりとじわりと増え続けています。

感染が急拡大した、この夏の過ごし方に変化の兆しを見つけました。成田空港近くにある駐車場。普段なら150台以上のレンタカーが用意されていますが、いま、そのほとんどが稼働しているといいます。
eレンタカー・土橋正人営業部長：「（Q．予約が殺到している背景は）小さいお子さま連れの家族とか交通機関を懸念して、『レンタカーでの移動が良い』と予約いただくケースが多くなっている。キャンセルの連絡は入っていない状況。“ウィズコロナ”になっていると体感」

街で夏の予定を聞きました。
男性：「実家が九州なので、帰ろうかなと考えていたが、コロナが多くなっているので、時期をずらして帰ろうかなと」
女性：「旅行はあんまり考えていないけど、行けたら、沖縄とか行きたいな」

旅行最大手のJTBは、こう話します。
JTB：「先日の3連休も、これからの夏休みもキャンセルは出ていない。ただ、新規の予約については鈍ってきている」

影響は、もう出始めています。東京湾の夏の風物詩“屋形船”。実際には感染者が出ていませんが、ずっと苦しんできました。
屋形船『三浦屋』新倉健司社長：「今年に限っては、感染拡大が落ち着いてきて、夏の予約もコロナ発生前の3割から4割くらい客が戻りつつあった。そのなかで約半数のお客さんがキャンセル。ご事情もわかるし、コロナが落ち着いたら来てくださいねと。無期限で宴会の延長をいただいている」

念には念をいれて、定員を6割ほどに減らして運航を続けていますが、今月と来月で、すでに500人ほどのキャンセルが出たそうです。
屋形船『三浦屋』新倉健司社長：「感染とか危険性ということでは、十分、この約3年間に勉強させていただいた。東京の屋形船という伝統ある文化の楽しみ方を、なお一層、提供していける形で、ご安心していただいてご利用していただければと」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp

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