鷲家・八幡神社（東吉野村鷲家1-171）奈良の爺々

鷲家・八幡神社
御祭神・天照皇大神・八幡大神・春日大神
例祭日・十月十五日
当社の御祭神は、古来三社の託宣で名高い
誉田別命（八幡大神）・天照大神（伊勢大
神）天児屋根命（春日大神）の三柱の神々
を奉祀しており、住古は大豆生、伊豆尾と
共に合祀されていたが、約五百年前これを
別社として分祀した。
主神の八幡大神は山城の国石清水八幡宮の
御分身であり古来、厄除、開運の御神徳が
あり広く庶民に親しみのある神様である。
社殿は檜皮葺き、三間社、流造で、優雅と
荘厳にして社殿を囲む叢林の美と克く調和
した神奈備であり、二十年目毎に御修理
（御屋根葺替、塗装等）が施されている。
　　摂社　　歡喜天
大聖歡喜天は畧して聖天と申す。初の印度
姿羅門教で説かれた神様で、吉祥天と共に
尊崇された女神、佛教では智恵自在にして
諸々の障碍を排除し、愛欲を成就し又五穀
豊饒の佛徳を持つと考えられ、その像形に
は單身と雙身の二種があり單身形には二臂
四臂六臂八臂十二臂の別があり、夫々威儀
物を持つ。「雙身形には夫婚二夫が抱擁し
た立像で」夫婦円満、福徳成就、子孫繁栄
を象徴している。
　　五社
倉稲魂命（稲荷大神）
大巳貴命（大国主神）
太田命　（猿田彦神）
大宮能賣命（天宇受賣神）
保食命　（食物を司る神）
　　山の神（山神・山を守り山を司る神）
　　戎神社（七福神の一にして農・漁・
　　　　　　　商業の守護神）
　　愛宕神社（雷神、防火の守護神）
　　弁財天　（吉祥天と共に印度で最も
　　　　　　　　尊崇された女神）

　摂社若宮（大物主神、仁徳天皇合祀）
　　　　　以上当社由緒書から

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